ディズニーに行きたくなる豆知識~エントランスからシンデレラ城編~

どうも!

東京ディズニーリゾート普及委員会 田舎支部のフツメンです!(笑)

2023年は東京ディズニーリゾート40周年の記念すべき年でした。

僕としては、もっと多くの方にディズニーに来園して頂いて、好きになってもらいたいと思っています。

やっぱり大好きなものを共有出来る仲間が増えるのは嬉しいですし、来園者数が増えればさらに東京ディズニーリゾートも進化していくことが出来ます。

そこで、今回はディズニーに行きたくなる豆知識~エントランスからシンデレラ城編~についてお伝えしたいと思います。

この記事を読んで分かること

・エントランスからワールドバザールに隠されている仕掛け
・シンデレラ城を際立たせるためのトリック
・シンデレラ城の一番上はなぜ金色なのか?

・オススメの写真スポットや時間

それではいきましょう!

目次

エントランス編

荷物チェックを済ましてディズニーランドに入園すると、目の前に満開のミッキーのお花があります。

ディズニーのお花はいつ行っても満開!

そこを通り過ぎてワールドバザールの入口に向かうわけですが、地面が少し下り坂になっています。

これは言われなければほとんど分からない程度ですので、ぜひ注目してしてみてください!

なぜそのようになっているかというと、心拍数を上げるためです。

皆さんも経験あると思いますが、下り坂を下っているとだんだん駆け足になり、鼓動が高まりますよね?

すると、心拍数が上がってドキドキしてくると思います。

さすがに駆け足になるほどの傾斜と距離はありませんが、ディズニーではあえて入り口でその状況を作ることによって、ドキドキをワクワク感に利用しているのです。

いわゆる「吊り橋効果」と同じで、ゲストの僕たちは下り坂を下ることによって起きたドキドキをワクワク感のドキドキと勘違いしてしまうというわけです。

いや、もちろん朝起きた時点からワクワクしてますよ!(笑)

でもこういう隠れた仕掛けを知るのは面白いですよね!

ワールドバザール編

入口の秘密

エントランスからワールドバザールに向かっていると、あることに気が付きませんか?

それは「ワールドバザールの入口って意外と狭い!」ということです(笑)

パークはとても広大なのに、なぜワールドバザールの入口はこんなにも狭いのでしょう?

「もっと広くてよくない?」って思った人!

素晴らしい疑問です!

ですが、当然これにも理由があります。

それはあえて入口を狭くすることでワールドバザールに入った時の解放感を演出しているからです!

正直、エントランスに入った瞬間にワールドバザールの全貌が見えてしまっても全く悪くはないと思います。

しかし、そこはディズニー!

あえてギリギリまで隠すことでゲストのワクワク感を募り、入口を抜けて切り替わるBGMと共に広がるワールドバザールに僕たちは心を掴まれるのです。

あの瞬間のディズニー来た感えぐい!(笑)

このように僕たちゲストは、気付かないうちにパークの魔法にかかっているということです。

ちなみにワールドバザールの入口左には、ウォルト・ディズニーのお兄ちゃんこと、ロイ・オリバー・ディズニーの銅像があります。

この人がウォルトに協力しなかったらディズニーランドは出来なかったので一礼しておきましょう!

建物の秘密

ワールドバザールに入ると、両サイドに3階建ての建物が並んでいます。

どれも可愛い建物なのですが、よく見ると上の階に行くにつれて建物が小さくなっています。

2階は1階よりも小さいし、3階は2階よりも小さいのです。

ここにまたひとつディズニーの秘密が隠れています

実はワールドバザールのモデルとなった建物は、イタリアのミラノにある「Galleria Vittorio Emanuele II(ガッレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ」という所だそうで、ワールドバザールは1階が本物の建物の8分の7、2階は8分の5、3階は8分の4という大きさで作られているのです。

理由としては、上に行けば行くほど建物を小さくすることで、それを見た時に実際よりも高く感じるからです。

この手法はワールドバザールだけでなく、パーク内の至る所で使われています。

ここで、鋭い方はもうひとつ疑問が浮かんだかもしれません。

それは「なんで1階は8分の8、つまり実際と同じ大きさにしないで、8分の7という微妙に小さいサイズにしたの?」です!

確かにそう言われてみればそうですよね?

これはあまり知られていないかもしれませんが、ディズニーランドを作ったウォルト・ディズニーは映画監督もしていました。

それもあってかディズニーでは「本物を作って、その世界に入り込こう」ではなくて「本物そっくりの映画のセットを作り、その世界の主人公になって遊ぼう!」がコンセプトとしてあるようです。

だから、あえて映画のセットのように本物よりも少し小さく作ってあるんですね!

ワールドバザールからシンデレラ城

先程、「エントランスからワールドバザールの入口まで」は下り坂になっていると言いましたが、「ワールドバザールの入口から出口まで」は上り坂になっています。

え!なんで!?
しんどい…
ひどい…

あ~すみません!
落ち着いて!(笑)

当然、これも仕掛けが隠されているからです。

皆さん、ディズニーランドに行った時は確認してほしいのですが、ワールドバザールの入口からシンデレラ城を見ると、お城の下の方は見えるのですが、上の方はワールドバザールの建物と被ってしまい見えないはずです。

これが狙いです!!

ゲストはワクワクしながらワールドバザールに入り、その時点ではお城がよく見えない…

そのまま歩いて真ん中辺りまで行くと、やっとその全貌を確認することが出来て「あ!お城だ!」となるのです。

もしワールドバザールが平坦だとしたら、入り口でシンデレラ城の全貌が見えてしまいます。

ですから、あえて上り坂にすることによって入り口からは全て見えない仕掛けを作り、ゲストのワクワク感を引き立てているというわけです。

↑こちらがちょうどワールドバザールの真ん中辺りから撮った写真です

見づらくてすみません…

ここからシンデレラ城を撮ると何がいいかというと、出口の真ん中の柵にシンデレラ城が綺麗に収まるのです。

なんだかシンデレラ城の額縁のように見えて素敵じゃないですか?

皆さんも実際に行った際は、ぜひ確認してみてください♪

巧妙なトリック

ここで思い返してください!

入園してからここまで僕たちはずーっとワクワクさせられているのです。

もう完全に魔法にかかりましたね!(笑)

これで終わりと思うでしょ?

実はまだあるんです!(笑)

ワールドバザールの出口付近には、色鮮やかな風船が売っていたり、建物や地面は赤っぽくなっていたりします。

そして、その先に見えるシンデレラ城の周りは多くの木が植えてあり、緑に囲まれていて、お城自体も青や白に近いベージュのような色をしています。

これがトリックなのです!!

実は、赤や黄色などの「暖色」は【進出色】といって実際よりも手前に浮き出て見える色で、逆に青や緑などの「寒色」は【後退色】といって実際よりも遠くに見える色なのです。

よって、ディズニーではそれを上手く使ってお城をより遠くに見せているのです!

さらにワールドバザールからシンデレラ城までは、直線で行くとそこまで距離はないので、あえて回り込まないと行けないように設計して、お城までの距離感を出しています

極めつけは、ワールドバザールからシンデレラ城に向かうまでの土地が少しくぼんでいるということです。

2つの建物の間は盆地のようになっているんです!

これは「谷間効果」といって、その先の建物をより遠くに見せる方法です。

そして、当然シンデレラ城も上に行けば行くほど、細長く設計されていて、より高く見えるようになっています。

どうですか?(笑)

すごすぎる…
も、もうやめてくれ…

僕たちは全然気にしていないですが、ディズニーはゲストを楽しませるためにこんなにトリックを仕掛けているのです。

次、ランドに行った時はぜひチェックしてみてください♪

シンデレラ城の秘密

なぜ金色?

シンデレラ城の高さは51mです。

そして、よく見ると一番上の塔が「金色」になっているのが分かります。

ここまで読んで下さった皆さんはこう思ったんじゃないですか?

どうせ金色は高く見える色なんでしょ?

すみません!今回は違うんです!(笑)

しかも、もっといい話なんです!!

実はウォルト・ディズニーは、アメリカにあるディズニーワールドの「眠れる森の美女の城」に使われている金色をすごく気に入っていました。

そして、東京ディズニーランドを建設中にウォルトは亡くなってしまったのです。

そこで当時の日本のスタッフは予定を変更して、ウォルトが天国からディズニーランドを見つけやすいように一番高い塔を金色にしたのです。

当時のスタッフさん、素敵やん!

今でこそ、ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」が59mで一番高い建物ですが、当時はなかったのでシンデレラ城が一番高い建物でした。

きっとウォルトは、今も天国からディズニーランドを眺めていると思います♪

先端の秘密

一番高い金色の塔の先端の部分!

どうやらこちらはアンテナにもなっているそうです。

ディズニーランドはシンデレラ城を中心として、その周りを囲うように各エリアが作られています。

つまり、円の中心にシンデレラ城があるのです!

ということは、どの場所にも電波が平等に届くので都合が良いというわけです。

では何のアンテナかというと、実はキャストさんのインカムの電波を拾うアンテナになっています。

例えば、パーク内で迷子のお子さんがいたらどうでしょう?

当然、キャストさんはすぐに駆け寄って保護者を探すと思います。

しかし、皆さんディズニーで迷子の案内を聞いたことがありますか?

あまりないはずです!

もちろん、迷子のお子さんと保護者を思えば、すぐにパーク内に迷子のお知らせを流した方がいいに決まっています。

ですが、それをしたらせっかく夢の国に遊びに来ている他のゲストたちを現実に引き戻してしまいます。

これは絶対NGですね!

そこで、ディズニーではインカムを使ってキャストさん同士が連絡を取り合い、保護者を探すのです。

その為のアンテナが実はシンデレラ城に隠されていたというわけです。

オススメの時間

皆さん、ランドに行ったらシンデレラ城の前で写真を撮りたいですよね?

出来るなら綺麗に撮りたいに決まっています!

実はシンデレラ城にはオススメの時間帯があって、結論から言うと、12時から14時頃です。

その理由ですが、シンデレラ城が北向きに建っているため、午前中はどうしても日陰になってしまうからです。

しかし、午後になって日が昇ってくると、綺麗にお城全体に日が当たるようになりますので、写真を撮るのは午後からにしましょう!

入園後にテンションが上がってすぐに撮りに行きたくなりますが、そこは我慢です(笑)

ディズニーは「青空を背景とした巨大なステージ」をコンセプトにしています。

ぜひ皆さんも青空をバックに最高の写真を撮ってきてください♪

まとめ

ディズニーランドに入った瞬間からゲストは魔法にかかっている

建物をより高く、より遠く見せるための仕掛けがたくさん隠されている

シンデレラ城の一番上の塔が金色なのはウォルト・ディズニーへの愛

シンデレラ城の写真を撮るなら午後からがオススメ

今回はディズニーに行きたくなる豆知識~エントランスからシンデレラ城編~についてお伝えしました。

こういった予備知識があると、もっとディズニーが楽しくなりますので、皆さんもぜひお友達や家族に教えてあげてください♪

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