
どうも!
ディズニーを散策するのが大好きなフツメンです♪
現在、8つのテーマポートがある東京ディズニーシー!
その中でもメディテレーニアンハーバーはディズニーシーの玄関口になっていて、誰もが足を踏み入れるエリアになっています。



「シーに来たぁ~!」ってなりますよね?
メディテレーニアンハーバーでは当然アトラクションやショーパレも楽しめますが、それ以外にも見て楽しむという方法もあります。
そこで、今回は見て楽しむディズニーシー!メディテレーニアンハーバーの豆知識10選をご紹介したいと思います。
・メディテレーニアンハーバーの知識が増える
・エリアを散策するだけで楽しめるようになる
・高難易度の隠れミッキーを知ることが出来る
それではいきましょう!
メディテレーニアンハーバーとは


まずはメディテレーニアンハーバーがどんなエリアなのかをお伝えしたいと思います。
メディテレーニアンハーバーは「20世紀初頭の地中海に面した南ヨーロッパの古き良き港町」をテーマにしたエリアとなっています。
ひと言で「メディテレーニアンハーバー」と言っても実は以下の3つのエリアを合わせてそう呼んでいるのです。
① 美しい風景の漁村
「ポルト・パラディーゾ」
② 運河沿いの美しい街
「パラッツォ・カナル」
③ 大航海時代の要塞
「エクスプローラーズ・ランディング」
こちらの名称はすべてイタリア語なのですが、それぞれを日本語に訳すと以下のようになります。
ポルト・パラディーゾ → パラダイスの港
パラッツォ・カナル → 宮殿の運河
エクスプローラーズ・ランディング → 探検家たちの上陸場



興味があれば覚えてね♪



ちなみに「メディテレーニアン」は「地中海」という意味です!
ポルト・パラディーゾはまさにディズニーシーの玄関口「ミラコスタ」をくぐり抜けた先に広がるエリア。
パラッツォ・カナルはそこから左の方に位置する水上都市「ヴェネツィア」をイメージした運河のエリア。
そして、エクスプローラーズ・ランディングはプロメテウス火山周辺にある要塞のエリアになります。
見て楽しむメディテレーニアンハーバーの豆知識10選
アクアスフィアに広がる宇宙
ディズニーシーに入ってすぐに広がるのは、こちらの「ディズニーシー・アクアスフィア」です。


実はこちらのエリア、しっかりと世界観が作り込まれているのをご存じでしょうか?
そもそもアクアスフィアは「aqua(水)」と「sphere(球体・天界)」を組み合わせた造語で、水の惑星である地球を象徴するエリアになっています。
その証拠に天から降り注ぐ「太陽」があり、そして「地球」があります。







ちなみにこの地球儀…



高さ:約10m、直径:約8m、重さ:約2.5t だそうですよ!
そして、その周りには「惑星」を意味する22個のマンホールがあり、さらにその周りには8つの「月」の満ち欠けと「星」の形をした街灯があります。






つまり、ここには「太陽、地球、惑星、月、星」という宇宙が広がっているのです。


そして、重要なポイントは「地球を中心として、その周りに太陽や月、惑星が位置している」ということです。
これはまさに「天動説」を物語っています。
しかし、ディズニーシーにはそれを否定し、今まさに「地動説」を証明しようとしている場所があるのです…



それは9つ目の項目で!
ウォルト・ディズニーのカバンと靴底
こちらはアクアスフィアにあるウォルト・ディズニーとミッキーの銅像「ストーリーテラーズ像」です。


以前の記事でミッキーが持っているカバン↓については触れましたので、今回はウォルトの方に注目したいと思います。


ウォルトのそばにあるこちらの大きなカバン、よく見ると右上の方にタグが付いています。


そして、ここに書かれているナンバーを見てみると「12501」。





ピンときました?



これで分かったらすごいです!(笑)
「12501」を「12 5 01」と分けて考えると、何かの数字を表していることが分かります。
正解は1901年12月5日、ウォルト・ディズニーの誕生日です。





ミッキーのカバンの秘密を読んでくれた人はピンときましたよね?


さらにウォルトの靴底を見てみると、かかとの辺りに「MARCELINENE(マーセリン)」と書かれています。




実はこちらもウォルトに馴染みのある単語なのですが、分かりますか?
正解はウォルトが幼少期に過ごしたアメリカのミズーリ州にある「マーセリン」という街を表しているのです。



こんな場所にも仕掛けがあるなんてさすが!
開園直後は大勢のゲストで溢れているので、昼間の空いている時にじっくり眺めてみてください♪
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ショーウィンドウに飾られているカレンダーの日付
ポルト・パラディーゾにある文房具などを扱うショップ「イル・ポスティーノ・ステイショナリー」。


お店のショーウィンドウには色々なものが飾られているのですが、注目してほしいのはこちら↓






一見、置き時計のようにも見えるのですが、「Tuesday、4、September」と書かれていることからカレンダーであると判断が出来ます。





さぁこの3つを見て何か気付きませんか?



シンキングタイム!
実はこちら、東京ディズニーシーがオープンした2001年9月4日(火)を暗に意味しているのです。



まさにディズニーらしい演出で最高ですね!
ただし、定期的に置き場所が変わっているようです。
お隣のアクセサリーなどを扱うショップ「ベッラ・ミンニ・コレクション」に置いてある時もあったので、皆さんも周辺を探してみてください♪




ちなみに、店名にもなっている “ベッラ・ミンニ” はイタリア語で、日本語に訳すと “可愛いミニー” という意味です。


ザンビーニ・ブラザーズの裏庭
こちらはポルト・パラディーゾにあるイタリアンレストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」です。


皆さん、レストランの近くにザンビーニ・ブラザーズの裏庭があるのをご存じでしょうか?
ここではレストランのメニューでも使用しているであろうハーブやワインの原料となるブドウの木などが育てられています。







どちらもイタリアンには必須ですよね!
時期によっては写真のように何もなかったりするのですが、タイミングが合えばたくさんの植物を見ることが出来ます。







ご来園の際はぜひ見に行ってみてください♪
チステルナをモチーフにした水飲み場
続いてはパラッツォ・カナルにあるこちらの水飲み場↓


ただの水飲み場のように見えますが、実はこちら「チステルナ」をモチーフに作られているのです。



チステルナって…?
チステルナとはイタリア語で “Cisterna” と表記し、日本語に訳すと “貯水槽” という意味になります。
かつて、水道水が引かれていなかった頃のイタリアでは、雨水を地下に溜め、それをろ過して飲料水にしていました。
つまり、こちらの水飲み場はその時に用いられていたチステルナを再現しているのです。
こういう歴史的背景までしっかり配慮しているところがディズニーですよね♪


外壁に埋まっている柱
パラッツォ・カナルを歩いていると、写真のように柱が外壁に埋まっている場所があります。


実はこちら、かつてはここに門や通りがあったことを物語っていて、それを埋めて今は壁にしてしまったという背景があるのです。
なぜこのようなデザインなのかと言いますと、本家のイタリアには「アダプティブ・リユース」という考え方があるからです。



聞いたことない横文字…(笑)
アダプティブ・リユースとは、役割を終えた建築物を改装または修復する際、現代社会にアダプティブ(適合)させ、リユース(再利用)するというもの。
つまり、古い建築物もすべてを解体せずに現代のものと上手く組み合わせ、その歴史的価値を次世代に繋いでいくという考え方なのです。
ここまで配慮してパークをデザインしているなんてアッパレとしか言いようがありません(笑)。
ヴェネチアン・ゴンドラの色
パラッツォ・カナルにあるアトラクションと言えば「ヴェネチアン・ゴンドラ」です。


下の写真を見ても分かるように船の色はすべて「黒」になっています。





なんとこれにも理由が…
実は1633年にヴェネツィア共和国政府によって、国費倹約を目的に「船の色を黒に統一することを義務づける法律(費用削減法)」が制定されました。
現在その法律は廃止されていますが、その名残で今でもゴンドラの色が黒に統一されたままになっているのです。
今度アトラクションに乗車する際は、ぜひ確認してみてください♪


要塞にある5面の壁画
最後はエクスプローラーズ・ランディングです。
このエリアにあるウォークスルー型のアトラクションと言えば「フォートレス・エクスプロレーション」。


“フォートレス” は日本語で “要塞” という意味で、要塞内を自由に歩き回ることが出来る施設になっています。
その中でも注目なのが、こちらのイリュージョンルーム↓


ご覧のように三方の壁面と天井、そして床の5面にそれぞれ壁画が描かれています。
こちら肉眼で見ると、ゆがんで見えるのですが、手前にある大きな凸レンズを通して見ると、なんと5面の壁画が1枚の絵に見えるのです。







実際に見たら分かります!
これは “アナモルフォーズ” と呼ばれるデザイン技法で、ゆがんだ絵などを特定の角度から見たり、反射鏡を通して見ることで本来の形が見えるというテクニックです。
ちなみに “アナモルフォーズ” とはギリシャ語で “再構成” を意味します。
要塞にある振り子の役割
こちらは先ほどの壁画のすぐ近くにあるペンデュラムタワーです。


“ペンデュラム” とは英語からの外来語で、日本語では “振り子” を意味します。
天井から吊るされたペンジュラムは、ただただ揺れ続け、少しずつ向きを変えながら一定の周期で周りにあるピンを倒していきます。



いったい何目的なのかさっぱり分かりません…(笑)
しかし、実はこのペンデュラムこそ偉大な発見なのです。
ここで大事なのは「振り子が少しずつ向きを変えながらピンを倒していく」というところ!
本来、ただ行ったり来たりするだけの振り子が円周上のピンを次々に倒していくというのは不自然…
つまり、これは「地球が自転している」という証明になりうるということ。
最初のアクアスフィアは「天動説」でしたが、ここでは「地動説」という大発見がたった今証明されようとしているのです。



この歴史的瞬間を皆さんもぜひご覧ください♪


サンダイヤル・デッキから見える隠れミッキー
こちらはフォートレス・エクスプロレーションの頂上にある「サンダイヤル・デッキ」です。


その名の通り、サンダイヤル(日時計)が設置されていて、その場所からは5つの旗が立っている塔が見えます。





一見ただの国旗のようですが…
しかし、実はこちら「海洋旗」と呼ばれるもので、船乗りさん達が海上で通信を取り合う際に使われる信号なのです。


旗にはひとつひとつ意味があり、それぞれの旗にアルファベットの意味が込められています↓





この表を元に先ほどの旗を読んでみると…


なんと、「M・I・C・K・E・Y」になっているのです!



これがシー最難関の隠れミッキーじゃないでしょうか?(笑)



こんなん気付く人います?(笑)
まとめ
見て楽しむメディテレーニアンハーバーの豆知識10選
① アクアスフィアは地球を中心とした宇宙になっている
② ウォルトのカバンには誕生日、靴底には幼少期に過ごした街が刻まれている
③ ショーウィンドウにあるカレンダーの日付が「ディズニーシーのオープン日」になっている
④ ザンビーニ・ブラザーズの裏庭にはハーブやブドウが育てられている
⑤ パラッツォ・カナルにある水飲み場はチステルナをモチーフにしている
⑥ 柱が外壁に埋まっている理由は「イタリアにはアダプティブ・リユースという考え方があるから」
⑦ ヴェネチアン・ゴンドラの色がすべて黒い理由は「法律で制限された名残が今でも残っているから」
⑧ 要塞にある5面の壁画は凸レンズ越しに見ると1枚の絵に見える
⑨ 要塞にあるペンデュラムは地球が自転していることを証明する重要な役割を担っている
⑩ サンダイヤル・デッキから見える5つの海洋旗が表す意味は「MICKEY(ミッキー)」
今回は見て楽しむディズニーシー!メディテレーニアンハーバーの豆知識10選をご紹介しました。



1つのテーマポートだけでも魅力たっぷりですよね?
今後もテーマポートごとに、見て楽しめるディズニー豆知識をご紹介していきたいと思いますので、楽しみにしておいてください♪



それでは冒険に行ってらっしゃーい!
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